ワンルームマンション投資は、新築か・中古か?【行政書士オフィス未来計画】
2020/03/22
新築ワンルームマンション
新築ワンルームマンションは、出来立てなので、外観も内装も当然きれいです。
新築プレミアムで近隣相場より高く貸すことができます。
出来立てですので、買ってからまずは60年間は持つでしょう。
その時の最新設備を備えていますので、借りる側もメリットを感じてくれると思います。
しかしながら、販売価格にも新築プレミアムが乗っかっています。
土地を仕入れ、建築を建設会社に発注して、販売は自社で売り切れればいいですが、
それが無理なら販売会社に販売委託をしなければなりません。
コストがかかっていて、コスト以上の値段で売らないと赤字になってしまいます。
また、新築業者は上記の土地仕入れからのマンション開発サイクルを、
休みなく繰り返さなければなりません。
自社に設計・土地仕入れ・販売のスタッフを抱えているので、サイクルが止まると、
固定費だけが出て行くことになるので、良い立地でもわるい立地でも建物を作って
販売しなければなりません。
要するにし新築物件は高いし、当たり外れがあるということです。
中古ワンルームマンション
中古ワンルームマンションは、まず完成品を買うことになるので、実際の立地や建物の具合を確認する事ができます。
ワンルームマンション投資では、まずは立地が大切です。
最寄り駅から歩いて10分以内、できれば5分以内でないと、借り主がつきにくくなります。
耐震性も大切です。昭和56年以降の新耐震基準のを買えば、まずは間違い有りません。
ワンルームマンションは投資用物件なので、販売している物件は居住中のものがほとんどです。
販売価格と現在の賃料を比較して、利回りがすぐにわかりますので、資金計画を立てやすいのも魅力です。
中古のリノベーション物件
中古ワンルームマンション業者の中には、新耐震基準の中古ワンルームマンションを買い、
自社でリノベーションして販売するという業者もあります。
リノベーションの代金が上乗せされますが、スケルトンからのリノベーションをすると、
配管からすべて最新になりますので、内装は新築と変わりません。
それどころか、小民家風・カフェ風といった趣味的な部屋にリノベーションすると、
他になり個性的なワンルームマンションになりますので、個性を重視する若者の中には
そのような部屋に住みたい
という方が多くいますので、近隣物件より高めでの賃料でも貸すことが可能になり、
さらに、空室リスクの心配がほとんどないマンション経営が可能になります。
リノベーションをすると、当然のことながら物件価格にリノベーション工事代がプラスされてきますが、
そのような投資に十分見合うリターンを期待することができます。