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大切な方が亡くなった場合(1週間後から四十九日法要まで)【行政書士オフィス未来計画】

2020/03/18

相続業務なら行政書士オフィス未来計画にお任せください

 

亡くなって1週間も経つと、だいぶ気持ちが落ち着いてくるころだと思います。

しかし、やることはまだまだたくさんあります。

 

四十九日法要までの間にすべきことは何でしょうか?

 

各種公的保険証の返納

 

亡くなられたら、健康保険や介護保険は市町村に返納しなければなりません。

75歳以上でしたら後期高齢者医療保険ですので、市町村役場に行き手続きします。

介護保険も一緒に済ませたら良いでしょう。

 

さらに、旦那様が亡くなった場合は、住民票の世帯主の変更が必要ですので、

これも市町村役場で一緒に済ますことができます。

 

年金事務所に行くのを忘れずに

 

旦那様が亡くなり、奥様が残った場合で、旦那様が厚生年金に入っていたようでしたら、

遺族厚生年金が出ますので、忘れずに旦那様が亡くなった旨の届と、遺族厚生年金の手続きをしましょう。

 

遺族厚生年金は旦那様の厚生年金の報酬比例部分の4分の3が出ますので、

見逃すわけにはいきません。

 

旦那様が亡くなると、年金の受給停止のために年金事務所に行く必要があり、

その過程で年金事務所の係員から遺族厚生年金の案内があると思いますので、

それで手続きをすれば完了です。

 

遺族厚生年金は、サラリーマンの旦那様を持った奥様の特権ですね。

国民年金だけですと、遺族年金は限られた方にしか出ませんので、

後期高齢者の旦那様が亡くなった場合は、国民年金の方の遺族年金は

出ないと思った方が良いです。

 

奥様の国民年金と旦那様の遺族厚生年金では、金額は旦那様ご存命のころに

比べてだいぶ下がるとは思いますが、それでも一人暮らしていくには

なんとかやっていけるという金額が出る事でしょう。

 

生命保険のチェック

 

旦那様がまだ住宅ローン支払い中でしたら、まずは「団信」ですね。

団体信用生命保険、住宅ローンを組むときに必ず入らなければならない

生命保険です。

 

この保険金で「住宅ローンを完済!」することができますので、

非常に大きいですね。

これで旦那様がいないあとの住まいの心配はなくなります。

 

また、ガンで亡くなったら、ガン保険の請求。

医療保険に入っているようでしたら、最後の入院の給付金の請求なども

忘れずにしましょう。お医者さんに診断書を書いてもらうのがひと手間ですが、

給付金請求のために頑張りましょう。

 

特にがん保険は、がんになれば手厚い保証になっていますので、例えば

すい臓がんで余命3か月、その間ずっと入院していた、となると結構な

金額の給付金になりますので、忘れないようにしましょう。

 

後期高齢者くらいの方の場合は、死亡保険は子供が独立した時点で解約か

医療保険に組み替えているでしょうから、死亡保険に入っている方は少数派

でしょうが、医療保険でなく終身保険に組み替えている方は、保険金の請求を

しないと保険金はもらえませんので、マメに請求しましょう。

 

水道・ガス・電気・NHK・固定電話・携帯電話・クレジットカード・運転免許証 その他もろもろ

 

水道・ガス・電気・NHK・固定電話は、奥様がそのまま居住するならば、

すぐに名義変更できます。

電話して、そのまま名義変更できるか、用紙を送ってきて記入して返送、という感じです。

 

携帯電話は面倒です。いちいち携帯ショップに行かないと解約ができないので

その点が厄介です。

 

運転免許証は、最寄りの警察署ですね。警察署も案外不便で車で行かなければならない

ところにあるので、これもいちいち行くのは厄介です。

終活の一環として、生前に免許返納しておくのも良いかもしれません。

 

クレジットカードは、簡単です。電話一本で終了です。

 

香典返しの手配

 

香典返しの手配、これが結構厄介です。

葬儀に来てくれた方には、葬儀に参列した方に香典袋を託した方や、

現金封筒で送付された方に、金額に応じた香典返しをしなければなりません。

 

葬儀の名簿を見れば、香典を頂いた方と金額が明記されていますので、

金額に応じた気の利いた品物やセレクトギフトなどをお送りすれば良いでしょう。

 

義理を欠いてはいけませんので、このような事は手を抜かずにしっかりと

やった方が良いと思われます。

 

四十九日法要の準備(法要と納骨)

 

そうしているうちに、四十九日法要の準備をしなければならない時期になってきます。

お坊さんにお願いをして、石屋さんにでも納骨の手配をして、その後の食事の手配と、

その食事の場所までの車・マイクロバスの手配。

そして香典返しの手配などなど。

いろいろとやることがあります。

 

そうして、四十九日を迎えるのです。

 

四十九日法要の後に、相続手続きの本番が始まります。

 

 

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