おひとり様の老後の住まいー中古マンションをリノベーションー【行政書士オフィス未来計画】
2020/12/17
おひとり様の老後での賃貸住宅
おひとり様の老後で、持ち家がなく賃貸住まいの場合は、さまざまなリスクがあります。
・建て替えリスク
いままで何も問題なく住んでいたアパートが、ある日突然大家さんが建て替えを主張しだしたら、
転居を余儀なくされる場合があります。
もちろん建て替えた後にまた戻ってくるという選択肢はありますが、建て替えて新築に
なったのですから、大家さんは賃料を値上げしてきます。それも1.5倍~2倍にもなるでしょう。
いきなり住居費が2倍になったら年金生活者には死活問題となります。
・入居拒否リスク
おひとり様の老後の場合、身寄りがいないか縁遠い場合が多いので、そのような方には
大家さんは入居審査で拒否をすることが多くなります。
入居する側は年金という定期収入があるので賃料不払いはあまり問題にはなりませんが、
一番大家さんにとって怖いのは孤独死で、さらに死後1ヵ月程度経ってからの発見というのが
最悪のパターンです。
部屋に死臭が染みつき、それよりもなにも事故物件ということで、次の部屋を借りる人に
重要事項説明としての説明義務があり、賃料も大幅割引をしなければなりません。
・保証人リスク
上記と関連しますが、身寄りがいなければ連帯保証人になってくれる人がいません。
保証会社でもおひとり様の高齢者には保証はつくかどうかわかりません。
このようなリスクに、どのように対処するか?
それはまたおいおい書いていきます。
お楽しみに!