投資用マンションを買うなら、東京都心部がベスト
2020/03/31
まずは統計から
まずは統計です。
東京都のホームページにある、東京都の人口推移です。
昭和50年代から平成10年くらいまでは横ばいが続いていましたが、
近年は右肩上がりです。
東京都のホームページには
- 平成31年・令和元年の1年間で94,193人増加しており、平成9年以降、24年連続で人口が増加している。
- 社会増減(他県との移動増減)は80,741人増加している(うち日本人は84,758人増加、外国人は4,017人減少)。
自然増減は16,258人減少している(うち日本人は18,770人減少、外国人は2,512人増加)。
とのことで、自然減はしていますが、他県より流入でトータルでは増加しているということです。
地方から出てきた日本人
地方から出てきた人で、「東京都民」になりたいという人は、
「埼玉県」「千葉県」などには住まいを求めず、東京都のどこかに
住まいを求めることになります。
仕事場は山手線内にオフィスが集中していますので、通勤時間を短くすると
考えると、山手線内に住もうと思うでしょう。
一人暮らしでしたら、あまり広くない住まいでも問題ありませんので、
ワンルームマンションが人気となります。
ただ、日本人の場合、トイレとお風呂が一緒のところは違和感がありますので、
それは避ける傾向があります。
よって、よほど古くて狭い物件でない限り、バス・トイレ別にて作られていますので、
そのような物件が日本人には人気があるようです。
外国人の場合
外国人が日本にて就業して暮らすとなると、外国人を雇用する企業は
国際業務をしている会社になる傾向があります。
ビザの関係で、大学を卒業した外国人が就職をする場合、国際業務を行っている
会社に入社すると、取得するビザは「技術・人文知識・国際業務」といいますが、
このビザを取りやすい、難しく言うと「資格該当性がある」ということで、
取りやすいという理由があります。
職場から遠いところですと、広いアパートに住むことができるかもしれませんが、
日本の朝の通勤電車は慣れないとつらいものがありますので、できれば避けたい
というのは、外国人も日本人も同じです。
日本企業に勤めている外国人の方の住んでいるところを聞くと、通勤電車を避けたいのと、
通勤時間をできるだけ短くしたいとの理由で、結構山手線内に住んでいる方が
多いというのが、私の実感です。
また、バス・トイレですが、欧米人ではバス・トイレが一緒になっているのに全く違和感が
ありませんので、その点は大丈夫です。ただそのような物件は狭いので、若い方がそのような
物件に住んでいるという傾向があるようです。
まとめ
日本人も外国人も、できれば都心部に住んで、職住接近で通勤時間を
短くしたいと思うものです。
実際のところ、東京都心部のワンルームマンションは、借家人が退去しても
1ヵ月もかからずに埋まるというので、人気度の高さがうかがえます。
ワンルームマンションが狭ければ家賃が安くなりますが、それなりに需要がありますし、
25~30平米の広めのワンルームマンションは家賃が高くなりますが、広めのところに
住みたいという需要がありますので、こちらも空けばすぐに埋まるという傾向があります。
狭くて、バス・トイレ一緒という物件も、それを気にしない外国人の若者という需要があります。
どのようなタイプのワンルームマンションでも、東京都心部に立地するワンルームマンションは
人気があり、空室リスクを最低限に抑えることができます。
投資用マンション経営の肝の一つに空室リスクを極力抑えるということがありますが、
東京都心部立地ではそれを実現することができます。